top about newstage profile gallery movies  bbs link ◆13号地〜稽古場日記       更新履歴 11.10.23
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13号地第9回公演『瓦礫と勲章』
 
   
   
撮影/伊藤雅章
2008年8月12日(火)〜17日(日)
下北沢 小劇場楽園
作・演出/加藤一也  照明/小関英勇 音響/島 猛 撮影/伊藤雅章
出演/成行ミチ子・立澤和博・本城ケイタ・田中文・平井孝幸・タニモトユキコ・富田浩路
記憶も曖昧になりながらホームレス達の処に女は足しげく通う
それは忘れることの出来ない529.0kmの距離を超えた(つい)のすみかの記憶が彼女の体に蘇ったのだ…
アンケート

難しい題材を一幕一場の舞台で、よくここまで作ったなと思いました。舞台との席の近さもあり、とても迫力があったと思います。あと、メッセージの強い作品だったので余計に。せまい舞台で前・横に客席というのも印象的。色々参考にさせて頂こうと思いました。          

すごい良かったです。小劇場なのにすごい迫力でした。芝居ももちろんだけど、音響照明が好きです。かっこよかったです。     

生の舞台をこんなに近くで観るのははじめてで迫力がありました。「人はオギャーと生まれた時からポンコツ…」誰かが死んでも、それでも私たちは生きてゆくしかない、そう思いました。

とても辛くて悲しくなりました。又、夏の夜にはよく合うと思いました。自分の現実の生活とはまったく接点のない人種の、人々の事に心が揺れて、苦しくなって…。でも、そんな中にも救いはある…、はず…。重くて、深い心に残る作品です。

予期せぬ大事故が人の心に大きな傷を残したことは容易に想像がつきますが、劇中でも語られていた通り、それは想像の範囲でしかなく、現実味のないものです。「劇」という中で、それを少しでも感じられた気がします。音と叫びはとても心に痛く、最後は穏かに響いた気がしました。 

福知山線事故と、役それぞれの人の出来事。からみあってて少し難しかったけど、とても深いなぁと感じた。舞台自体観たのが今回初めてだったのですが、すごく迫力があって感動した。

小劇場でのお芝居を観るのは初めてでした。事故の裏側には、マスコミに放送されなかったエピソードがたくさんあるんだよな、と思い知らされました。役者さんたちの迫真の演技に吸い込まれました。

最後ふみちゃんの存在が、みんなの心を癒してくれたような気がします。人の存在はそれぞれが、少しづつあいかさなって、意味のあるものになっていくような気がします。ふみちゃんのあの笑顔が忘れられません。スゴイ存在です。

牙のようだった。(いっぱい刺さった)つきささった気がする。とても攻撃的な感じ。くるものがあったけどそれがなんなのかはわからない。なんだかちょっと泣きそうになった。

いろんな人のいろんな思いの破片をバラバラに見せられたような気がします。この世界に生きてる人など所詮は皆ポンコツなのだろうけど。ポンコツはポンコツなりに頑張って生きてやろうじゃないかと。そう思って生きてる人もいるのだと。また自分もそう思ってはいつくばって生きてやろうと思いました。

最近、こういうストレートに心の問題を扱ったお芝居を観ることはあまりないので、実際の事件を扱っていて、非常に言葉や演技に力が込められて迫力があり、心を打たれました。誰が良かったとか書くべきではないかもしれませんが、成行さんのラストの演技、とくに凄かったです。
 
  
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