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13号地第10回公演『此処より先へ』
 
 
 
   
 
    
         
 
          
   
         
撮影/伊藤雅章
 vol.10『此処より先へ』
13号地第10回公演『此処より先へ』

2009年7月14日(火)〜20日(月祝)

シアター・バビロンの流れのほとりにて
東京バビロン演劇フェスタ「神無き夜に…」現代犯罪フィールド参加作品

作・演出/加藤一也 照明/小関英勇 照明オペ/ミゾカミクニコ 音響/齋藤貴博(STAGE OFFICE) 音響オペ/蜷しおり
舞台写真撮影/伊藤雅章 ロゴデザイン/川端美香 宣伝美術/黄菜 舞台VTR撮影/立澤和博
協力/ 久田明美 表むつみ 斉藤順子 荒山昌子 本城ケイタ 平井孝幸 タニモトユキコ 小笠原伸

出演/加藤一也・成行ミチ子

五年間の夫の介護をたったひとりでおこなった妻が最後に選んだのは無理心中。「此処より先へ行きたい」と現実にはありえない先を求めて最期の旅行にでる。夫を殺害後、あとを追うが発見され病院に収容される。
生死を彷徨いながら病院のベッドで見た夢は、一番恐れていた姿、一人で生残ること。
そして「夫と一緒に三途の川を渡る」と言う希望。でもそのためには阿波踊りをきちんと踊りきってしか渡れないと言う
阿波踊りを思い出しながら、踊りの稽古をする妻の前に夫が現れて


 ■Corich(こりっち)舞台芸術のクチコミ観てきたはこちらから
Corichに掲載して頂いた方々にも感謝し、心よりお礼申し上げます。<m(__)m> 

●掲載出来ませんでしたが、他の方々にもたくさんアンケートを頂きました。
アンケートのご協力に感謝いたしております。心よりお礼申し上げます。<m(__)m>
 
アンケート
・なんだか私の両親を見ているようでした。夫婦ってみんなこんな感じなのかな?今回初日に観られて良かったです。 40歳女性

・重いテーマで色々考えてしまいました。死ぬ、生きる…うーん、難しいです。今、仕事で病院看護してるので特にそう思いました。 41歳女性

・介護について考えさせられる作品と思いました。また夫婦にかぎらず家族の介護についても近い将来、自身の奥深くそれぞれの問題を問われたことは今始まったのではなく…人生って楽しい事ばかりではないのですね…。 55歳女性

・お二人の役者としての演技はとても素晴らしいものでした。ただ、中盤のストーリーが同じようなことを繰り返していたので飽きてしまったというのが素直な意見です。旦那さんの思い…本当は奥さんへの愛情から三途の川から帰れと、介護から解放してあげたくて言ったのかな…? 無記名

・もう一つ体調が良くなかったせいで、世界に入り込めず残念でした。前回もそう思ったのですが、13号地さんの劇は他にない強いテーマ性というか、志の高さがあると思うのでもっと感覚を研ぎ澄ませて観れたらよかったです。次回公演も必ず観に来ます。 24歳男性

・流れに身をまかせて楽になる群衆の心理なんかを阿波踊りに例えているのは、おもしろいと思いました。自分は映像のシナリオをやっているので、舞台のことは分かりませんが…、始まりから30分間は、とても面白かったのに、45分あたりでストーリーの展開が止まり、少し重いという印象をうけた。1時間すぎあたりからは、はたストーリーも動き始めて観やすかった。おもしろかった。 21歳男性

・初めて来た会場でした。とても解放された気がして初めて真っ黒になったとき素直な気持ちになりとてもいい状態。さわやかな気分で観ることができました。最初の車いすの女性の立ち姿の画が強烈でした。車椅子の男性の顔の迫力が頭に残りました。 無記名

・今の介護の女性たちのあり方がよく表れていたと思います。夫の咳ばらいが返事のように聞こえてしまいました。夫の心がとけていく様を見たかったです。夫にもっといやみがあってもおもしろかったのかなと思います。阿波踊りを教えるシーンが面白かったです。 22歳男性

・女の人はある「その人」に観えて行きました。どんどんある「その人」がたちあがっていきました。男の人は…(中略)でも、ラストの方の「こうだ!!」「みろよ!!」「バカ女」は本当に会話していたと思います。そしてこの事件に向かい合い、ほりさげて行って、自分なりの「こう」を作品にするのって本当にすばらしく、大切なことだと思います。これは表現だと思いました。ある緊張感と場の空気がよくって、とくに女の人の演技はある葛藤などが観えました。男の人は阿波踊りの演技はとてもよかったと思います。 26歳女性(勝手に中略をして申し訳ありません:13号地制作)

・俳優さんの熱演に驚かされました。もう少しわかりやすいストーリーにするとストレートに伝わると思います。 無記名

・人に強く生きる力を感じましたが、強く生き残っても辛いだけなのかもと感じました。今よりも先に道があるとしてもさらに辛いだけなのでしょうか…、先が辛いのであればそれよりも以前に何かしらの手を打つべきだったのかもしれません。過去を考えても戻ってこないですけども…。 男性

・ON、OFFを切り替える照明の使い方はすばらしいと思いました。二人の芝居のレベルが高いですね。介護の問題は結論的に愛の問題にいきつくのかなあと思いました。今回の2人に愛があれば別の物語になっていくのかなあと感じました。深いテーマを感じました。 30歳男性

・2人の役者だけで芝居を作ることは大変だと思いました。2人の妻と夫の関係が会話の中からわかりましたが、仲が良かったころの2人も観たいと思いました。三途の川を渡るのに阿波踊りをしっかり踊らなければならないという考えは面白いと思いました。実際にありそうだと思いました。舞台装置はもう少し色々あってもいいかなと思いました。美術品など。会話が素晴らしくて、良かったです。 21歳女性

・2人の迫力や、作り出す空気に圧倒されてしまいました。かずちゃんが元気な姿から車いすで、弱体化していく姿がすばらしかったです。観に来てよかったです。 無記名

・今の高齢化社会、介護問題は本当に重大な問題だと思います。「もし私が女性と同じ立場であったらきっとこのようなことを思ってしまうのか」ということを考えながら拝見させて頂きました。「お二人だけの舞台」というものを初めて拝見させて頂きましたが空間の作り方、演出からもシーンが容易に想像でき観劇致しました。 男性

・久々見たなぁ…、という感じです。どこへいくの?どこへいくの?とやっぱり思いながら観ました。レールって交わらないし、受け入れないといけないんだろうななど前後につながらないけど、何となく思いながら見てました。しんどい舞台!?といっていいのかな(やる人が…)。ありがとうございました。灯りもとてもよかったです! 44歳女性

・心の動きのすごく細かい部分まで表現されていると思いました。 39歳男性

・妻を愛する夫の心の内が痛かった。舞台空間が少し広すぎたかも!?魂の入った熱演に好感。長さはちょうど良かったが、もう少し音の演出を入れたほうが良かったかも!? 46歳男性

・現代のかかえているテーマ夫婦のあり方を考えさせられました。 50代女性

・難しい題材にチャレンジする姿勢がとってもいいと思います。面白おかしいのが流行りの現代に13号地さんのような舞台も必要だと思います。熱演お疲れ様でした。 無記名

・観る前から、今回の題材は妻である自分にとって興味を持ちました。テレビで見るノンフィクションなどではないので当たり前ですが、想像していた内容とは全く違い、さすが舞台だなと思いました。 35歳女性

・「間」を大切にしていて色々と考えさせられる劇でした。照明による空間の切り取り方がとても興味深いもので面白かったです。役者がお二人で、自分は8人以下の劇を観るのが初めてだったのですが、楽しむことができました。ありがとうございました。 21歳男性

・最初の車いすをひくシーンがとてもインパクトがあった。映画を観ているようだった。ライトであんなにもシーンを使い分けていておもしろかった。
キャストが二人だけなのにつくれることに驚いた。カズちゃんカッコ良かった。 無記名

・年齢を重ねるに連れて…と言ってもまだ若い方ですが(すいません本篇に関係ない?感想で)このような機会に少し「死」について思考を巡らせてみると、あ〜いつも近くにあるものなんだと思いました。生きていて時々とても不安定な感覚になることがあり、まあそんな大げさなものではないのですが、その不安定さというものは、生と死の間で揺れているのかもしれない。そんなことを思いました。 20歳男性

・迫真の演技・演劇、不可思議の闇色を愉しませて戴いた。 男性

・積荷を堕ろす罪の心、その中にも色々な種類の希望あり、躍りも含め大変楽しめました。 無記名

・切なさと緊張感があった。だれにでも起こりうることで人事ではなく身近に感じられる内容なので考えさせられるものがある。 50代女性

・夢と現実の間の表現と言いますか…が良かったかと。あと音楽も合っていて良かったと思います。ストーリー的にも踊りを条件にしてる所など私的には新しくて良かったです。 26歳男性

・熱演ありがとうございました、来て良かったです。 53歳男性

・最初のシーンからもう涙がでるかと思いました。 20代女性

・フェリーニの「道」を観ているような(例えてしまいすみません)何とも不思議な言葉では表せられない気持ちになりました。(一つの感情では無く色々な感情が浮いてきて、何とも混沌とした気持ちになりました。) 無記名

・女優さんの芝居にただただ感服いたしました。 無記名

・阿波踊りを観念的に使っていたのには驚いた。暗い劇ではあったがおもしろく衝撃的だった。 56歳男性

・人の恨み、独占欲、愛、この先に見えるものが知りたいです。 34歳男性

・非常に重たい難しいテーマだと思います。私はまだ、この作品で表わされるような気持ちはよく分かりません。わりと同情的な世間と同じような目で見ていました。静かでとてもきれいな作品だと思いました。 無記名

 vol.10『此処より先へ』


 
 
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